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走る前に準備運動するカップル

ちょっとした勢いでハーフマラソンに申し込んでしまった、マラソンブームで友人に誘われた・・・でも、まったく練習してないという方・・・

ハーフマラソンはまったく練習なしでも完走できるのか?
答えは「完走できる」です。


完走の目安

ちょっと走って完走したい

ハーフマラソンの制限時間は、おおむね2時間30分~3時間に設定されてますが、全国で開催された日本陸連公認の113大会の平均タイムは【男性 1:56’42” / 女性 2:14’53”】です。

つまり、制限時間が2時間30分の大会であれば、男性は30分以上、女性は15分以上、平均タイムから遅れても完走できるという事になります。特に男性は練習しなくても、ちょっと走れば21.0975kmを完走できる可能性は高いです。

女性はというと、制限時間が3時間以上ある大会であれば、ちょっと走れば完走できる可能性は高くなります。制限時間が3時間以上あるハーフマラソン大会は結構あります。

制限時間3時間以上

紀の川桃源郷ハーフ(和歌山県):制限時間 3時間00分
萩・石見空港(島根県):制限時間 3時間00分
富士裾野高原マラソン(静岡県):制限時間 3時間00分
舞鶴赤レンガハーフ(京都府):制限時間 3時間00分
吉野川市リバーサイド(徳島県):制限時間 3時間00分
信州駒ケ根ハーフ(長野県):制限時間 3時間10分
イーハトーブ花巻(岩手県):制限時間 3時間30分
⑧信州なかがわハーフ(長野県):制限時間 3時間30分
⑨佐渡トキマラソン(新潟県):制限時間 3時間30分
⑩伊平屋ムーンライト(沖縄県):制限時間 3時間30分
⑪ヨロンハーフ(鹿児島県) : 制限時間 5時間
⑫小布施見にマラソン(長野県):制限時間 5時間
函館ハーフ(北海道): 制限時間 5時間40分
⑭千歳JAL国際ハーフ(北海道): 制限時間 6時間
なにわ淀川ハーフ(大阪府): 制限時間 なし
⑯京都木津川ハーフ(京都府): 制限時間 なし

まだ他にも、制限時間が3時間以上のハーフマラソン大会はたくさんあります。

ただし注意点としては、まったく練習なしで大会に参加した場合、完走は出来ても次の日筋肉痛で仕事に行けないと思われます。大会前には最低でも「歩行練習」と「ストレッチ」は必要です。

歩いて完走したい

参加できるハーフマラソン大会は限定されますが、制限時間が4時間30分以上ある大会であれば、歩いても完走が可能です。

歩く速度は平均で時速4.8kmです。ハーフマラソンの距離21.0975kmで割ると21.0975km÷4.8km/h・・・=4時間23分43秒になり、ハーフマラソンの制限時間が4時間30分以上あれば歩いても完走出来る計算です。

制限時間が4時間30分以上あるハーフマラソン大会は、これだけありました。

制限時間4時間30分以上

①ヨロンハーフ(鹿児島県) : 制限時間 5時間
②小布施見にマラソン(長野県):制限時間 5時間
函館ハーフ(北海道): 制限時間 5時間40分
④千歳JAL国際ハーフ(北海道): 制限時間 6時間
なにわ淀川ハーフ(大阪府): 制限時間 なし
⑥京都木津川ハーフ(京都府): 制限時間 なし

京都木津川ハーフマラソンは、スタート直後から歩くと失格という記載がありましたが、それ以外は歩いて完走可能な大会です。特に、与論島のハーフマラソンは、歩いて完走(散歩)するには最高の景色で満足度はMAXでしょうね。^^

ちなみに、ホノルルマラソン(ハワイ)も歩いて完走可能です。42.195kmですが、制限時間や関門などはありませんので、散歩気分で参加できます。2018年ホノルルマラソンの最終完走者は伊藤サダオさん(88歳)、完走タイムはなんと17時間50分52秒!でした。

まとめ

ハーフマラソンは練習なしでも完走できるのか?答えは「完走できる」です。

男性も女性も、制限時間が3時間以上のハーフマラソン大会であれば、練習なしでも完走は可能だと思います。記事内に16大会掲載しました。

もしも、歩いて完走したいという方は、制限時間が4時間30分以上ある大会に参加して下さい。記事内に6大会ご紹介しています。

ただし大会までまだ1週間以上あるようなら、筋肉痛や関節痛で仕事を休まないように、歩行練習とストレッチだけはやっておくよにしましょう。^^